专利摘要:
本開示は容器に関し、より具体的には、外表面に張り付けられた剥離可能な保護シートを有する容器に関する。本明細書で説明する容器は、液体(例えば塗料)の吹付け装置又はスプレーガンに使用するのに特に好適である。
公开号:JP2011509885A
申请号:JP2010540939
申请日:2008-12-30
公开日:2011-03-31
发明作者:アイ.,ジュニア エスコト,ジョン;シー.ピー. ジョセフ,スティーブン
申请人:スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー;
IPC主号:B65D25-36
专利说明:

[0001] 本開示は容器に関し、より具体的には、容器の外壁表面に張り付けられた剥離可能な保護シート付き容器に関する。本明細書で説明する容器は、液体(例えば塗料)の吹付け装置又はスプレーガンに使用するのに特に好適である。]
背景技術

[0002] 容器は多数の様々な分野に存在し、多数の様々な用途に応用されている。いくつかの容器は、永久的なものと見なされており、容器の寿命が絶えるまで繰返し使用され得る。他の容器は、使い捨てと見なされており、かつ一回の使用後に、又は典型的には永久的な容器から得られる使用回数よりも少ない、数回の使用後に廃棄され得る。]
[0003] 容器が使用される1つの分野は、スプレーガンなどの吹付け装置である。スプレーガンは一般に周知であり、かつ吹き付けられる液体が収容されるリザーバ又は容器を通常備えている。永久的な容器と使い捨ての容器のいずれもスプレーガンのリザーバとして使用されており、いくつかの応用例において、容器は透明又は半透明であり、容器内部の内容物をユーザーが視認できるようになっている。]
[0004] 操作されると、スプレーガンは一般に、スプレーノズルを通じて液体(例えば、塗料、化学薬品、接着剤など)を放出する。スプレーノズルを通じて液体を放出することにより、しばしば、外部からの液体排出が微細な周辺噴霧を生じさせ、これは「オーバースプレー」として知られている。吹付け操作の間、オーバースプレーはスプレーガン容器の外部に集積する。着色された液体が使用されるとき、オーバースプレーの集積は、拭き取られないまま残された場合、時間の経過と共にスプレーガン容器を不明瞭にすることがある。]
[0005] スプレーガン容器はまた、汚れた作業習慣によって不明瞭となりかつ汚損されることもある。例えば、容器を充填及び再充填するとき、溢れ及び飛び散りが生じることがあり、また、容器は、汚い手によって、又は汚れた表面に置かれることによって、汚損されることもある。]
発明が解決しようとする課題

[0006] スプレーガン容器は、透明材料又は半透明材料から構成され得るので、オーバースプレーの蓄積及び容器の不明瞭化により、操作者は、容器充填表示部を使用できなくなり、操作の間にリザーバの液位を観測できなくなり、また、スプレーガンのリザーバを新たな液体で正確に再充填する又は「満タンにする」ことができなくなる。最終的に、残液が任意のタイプのスプレーガン容器に蓄積することにより、容器を早期に交換することになり得る。]
課題を解決するための手段

[0007] 一態様において、本発明は、内表面と外表面とを有する容器であって、内表面と外表面とを有し、かつ一方の端部に開口部を、他端部に底部支持表面を画定する側壁を備える、容器に関する。この容器は、容器の外表面のその一部分に接着され、容器の外表面のその部分を汚損から保護するための少なくとも1枚の保護シートを更に備える。保護シートは、最外側の保護シートの少なくとも一部分及びその上のいかなる汚損をも除去するための引き離し点を形成する少なくとも1つの剥離機構を有する。]
[0008] 本発明による容器は、塗料のオーバースプレーによって汚損が生じる、塗料を吹付けるための装置に使用するのに特に好適であるが、これらの容器は、他の液体吹付け装置に、また他の用途で使用されてもよい。]
[0009] 他の実施形態において、保護シートが、少なくとも1つの除去可能な材料の窓を有してもよく、剥離機構が、材料の窓の少なくとも一部分及びその上のいかなる汚損をも除去するための引き離し点を形成する。]
[0010] 容器は、側壁と交差する底壁を更に備えてもよい。底壁と側壁の対向端部が、協働して容器の底部支持表面を設けてもよく、あるいは、底壁が側壁の対向端部に対してくぼんでおり、側壁の対向端部が、容器の底部支持表面を設けるようにしてよい。所望により、底壁が、その中に形成された空気開口部を更に有してもよい。底壁を有する実施形態において、保護シートは、容器の外表面上の底壁の少なくとも一部分、側壁の外表面の少なくとも一部分、又はそれらの両方に接着されてよい。]
[0011] 容器は、重なり合う構成で配置された複数枚の保護シートを有してもよい。そのような実施形態において、各保護シートが、剥離材料の層をその上に有する外向きの表面と、外向きの表面の反対側の接触表面とを有して、かつ接触表面の上に感圧性接着剤を有してもよい。複数の保護シートを提供することにより、シートがそれぞれ汚損されるたびに、シートを次々に除去することが可能となる。]
[0012] 剥離機構は、感圧性接着剤をその上に有さない、保護シートの接触表面の一部分を含む様々な構造によって、又は、保護シートの一区分を予め穿孔することによって設けられてよい。]
図面の簡単な説明

[0013] 本開示の一実施形態における、保護シートと保護シート剥離機構とを有する例示的な容器を示しており、容器は液体吹付け装置に装着されている。
本開示の別の実施形態による、保護シートと保護シート剥離機構とを有する例示的な容器の斜視図。
本開示の更なる実施形態による、保護シートと保護シート剥離機構とを有する更なる例示的な容器の斜視図。]
実施例

[0014] 本開示の原理の理解を促進するために、特定の実施形態の説明が以下に示されており、それらの実施形態を説明するために特定の文言が用いられている。それでもなお、この特定の文言の使用によって本開示の範囲が意図されるものではないことは理解されよう。本開示に係る当業者には通常、思いつくように、本開示の原理の変更形態、更なる修正形態、及びそのような更なる応用形態が企図される。]
[0015] 本明細書において数値の範囲が使用される場合、数値の範囲を端点によって列挙したものは、その範囲に包含される全ての数値を含む(例えば、1〜5は、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、及び5を含む)。]
[0016] 図1を参照すると、本開示の一実施形態による例示的な容器10が示されている。容器10は、1枚以上の保護シート50を有しており、保護シート剥離機構90を有してもよい。図1に示す実施形態において、容器10は、重力供給型の典型的な塗料スプレーガン5に配設されている。そのようなスプレーガンが、米国特許第6,820,824号及び同第6,953,155号、並びに米国特許出願第2006/0102550号及び同第2006/0175434号に記載されている。容器10はまた、吸い上げ供給式及び加圧式のスプレーガンなど、当該技術分野において知られる他のタイプの液体スプレーガンと共に利用されてもよい。これらのタイプのスプレーガンの液体容器は、通常はスプレーガンの液体出口に隣接して配置され、オーバースプレーの汚損を受ける。] 図1
[0017] 図1及び2に示すように、例示的な容器10は、内表面14と外表面16とを有する概ね円筒形の側壁12を備えている。側壁12は、側壁の頂端部20にて開口部18を画定しており、一方で、側壁12の底端部は、開口部18の反対側に底部支持表面22を設けている。いくつかの実施形態において、容器10は、単一の連続的な側壁12を備えてもよい。例えば、側壁12は、形状において概ね円形、円筒形、又は卵形であってもよい。他の実施形態において、容器10は、複数の側壁を備えてもよい。例えば、容器10は、四角形、五角形、六角形、又は他の多角形の形状を有してもよい。加えて、容器10の側壁12は、曲線状の区分と多角形の区分との組み合わせで形成された複雑な形状を有してもよい。したがって、本明細書で使用するとき、参照符号12は、容器の1つ以上の側壁を指す。] 図1
[0018] 容器10はまた、側壁12の座ぐりされた又はくぼんだ区分を備えてもよく、その中に保護シート50があってもよい。そのような実施形態において、保護シート50は、容器の周囲の寸法又は外周を実質的に増加させることなく容器10に加えられることができる。側壁12は、容器10内の液位を示すため、他の情報をユーザーに伝達するため、又は装飾的なデザインを提供するために、表示部24を備えてもよい。そのような表示部は、商標、ブランド名、他の単語、図面、記号などであってもよい。]
[0019] 本開示の一実施形態による、保護シート50と保護シート剥離機構90とを有する容器10をより詳細に表現したものが、図2に更に詳しく示されている。この実施形態において、側壁12の底縁部は、更なる材料を用いることなく容器10に底部支持表面22を設けている。この実施形態において、側壁12の外表面16は容器10の外表面を画定し、側壁12の内表面14は容器10の内表面を画定している。] 図2
[0020] 図1に示すような他の実施形態において、容器10は、側壁12と交差する底壁23を更に有する。底壁23は、内表面23aと外表面23bとを有する。この実施形態において、側壁12及び底壁23のそれぞれ内表面14及び23aは、協働して容器10の内表面を画定し、側壁12及び底壁23のそれぞれ外表面16及び23bは、協働して容器10の外表面を画定している。] 図1
[0021] 底壁23は、容器10の底端部を閉鎖するように側壁12の底端部全体を囲んでもよい。別法として、底壁23は、空気開口部25を設けられてもよく、その空気開口部25の横断面積は、側壁12の底端部によって境界を定められた横断面積と比較して、相対的に小さくても相対的に大きくてもよい。]
[0022] 底壁23は、底壁23と側壁12の底端部とが相まって底部支持表面22を容器10に設けるように、側壁の底端部にて側壁12と交差してもよい。他の構成において、底壁23は、側壁の底端部が底部支持表面22を容器10に設けるように、側壁12の底端部に対してくぼんでいてもよい。]
[0023] いくつかの実施形態において、保護シート50は、側壁12の外表面16、底部支持表面22(側壁12の底端部のみで設けられるか、底壁23と共同で設けられるかにかかわらない)、並びに容器10の頂端部20の全体を被覆してもよい。換言すれば、保護シートは、容器10の外表面全体を被覆してもよい。他の実施形態において、例えば図1及び2に示すように、保護シート50は、容器10の外表面全体のうちの一部分を被覆してもよい。] 図1
[0024] 図2の例示的な実施形態に示すように、第1の保護シート50aは、容器10の側壁12の外表面16の少なくとも一部分に張り付けられる。第1の保護シート50aは、外向きの表面52と、その外向きの表面52の反対側の接触表面(図示せず)とを有している。] 図2
[0025] 第2の保護シート50bは、第1の保護シート50aの上に配設されてもよい。第2の保護シート50bは、外向きの表面53と接触表面51とを有している。いくつかの実施形態において、第2の保護シート50bは、第1の保護シート50aと類似した寸法を有してもよく、また第1の保護シート50aの上に配置されてもよい。他の実施形態において、第2の保護シート50bは、第2の保護シート50bの少なくとも一部分が第1の保護シート50aの少なくとも一部分を被覆するように、第1の保護シート50aに重なり合うことによって張り付けられてもよい。これらの実施形態において、第2の保護シート50bは、容器10の外表面16の少なくとも一部分と直接接触してもよい。]
[0026] 本明細書で開示する容器は、少なくとも1枚の保護シート50を伴って構成される。いくつかの実施形態において、25枚以上の保護シートが容器10に配設されてもよく、他の実施形態において、少なくとも10枚の保護シート50が容器10に配設されてもよく、更なる実施形態において、少なくとも1枚の保護シートが容器10に配設されてもよい。ある例示的な実施形態は、容器10に配設された約10枚の保護シート50を具備する。約10枚の保護シートを備えることにより、エンドユーザーは、その供給枚数の保護シートを使い尽くす以前に何回ものシート除去を行うことができ、それでいてユーザーは、多数のシートに付随する嵩張りに煩わされることがない。だが当業者には明らかなように、任意の枚数の保護シートが容器10に張り付けられてよい。]
[0027] 上記のように、1枚以上の保護シートが容器10に張り付けられてよい。また、交換保護シートを別に提供して容器の寿命を更に延長することが望ましい場合もある。交換シートは、元の保護シートが使い尽くされると、容器に接着されてよい。]
[0028] 保護シートの長さ及び幅は、容器表面の一部分又は全部を被覆するように、様々に構成されてよい。本明細書で説明する実施形態の多くは、容器の側壁を被覆することに重点を置いているが、当業者には明らかなように、容器の頂部又は底部表面(又は壁)もまた1枚以上の保護シートで被覆されてよい。]
[0029] 保護シートの厚さは、所望に応じて操作されてもよい。いくつかの実施形態において、保護シートは、127マイクロメートル(5ミル)以上の厚さであってよい。他の実施形態において、保護シートは約127マイクロメートル(5ミル)以下、更なる実施形態において約76.2マイクロメートル(3ミル)以下であってもよい。]
[0030] 図2の例示的な実施形態に更に示すように、保護シート剥離機構90が保護シートに含められる。例示的な保護シート剥離機構90は、接触表面51上に接着剤を持たない、保護シート50bの角部54を設けており、この角部54により、ユーザーは保護シートを容易に除去することが可能となる。他の実施形態において、保護シート剥離機構90は、角部54の接触表面に接着された基材の形をなし、したがって、保護シートを手動で簡単に除去することに対応する引き離し点を形成することができる。] 図2
[0031] 他の実施形態において、保護シート剥離機構90は、保護シート50上の予め穿孔された区分又は弱化された区分を備えてもよく、その区分により、ユーザーは1枚のシートを保護シートの本体から引き離すことが可能となる。例えば、保護シートが側壁の外表面全体を被覆する実施形態において、予め穿孔された区分により、1枚の保護シートを除去することが容易となる。他の実施形態において、保護シート剥離機構90は、引き裂き用の糸を備えてもよい。一般に、第2の保護シート50から又は保護シートが接着された容器の側壁12から1枚の保護シート50を剥離することを可能にする、任意の機構が使用されてよい。]
[0032] 図3を参照すると、本開示の種々の実施形態が示されている。説明した図1〜2の実施形態の要素及び特徴に対応する要素及び特徴は、同じ参照符号を与えられている。図3に示す例示的な実施形態において、第1の保護シート56が、容器10の側壁12の少なくとも一部分に張り付けられている。第1の保護シート56は、保護シート56のうちの予め穿孔された区分によって形成された複数の保護シート剥離機構94を備えている。当業者には明らかなように、保護シート剥離機構94は、本明細書で先に説明した剥離機構のいずれかの形式をなしてよい。保護シート剥離機構94は、保護シート材料のストリップ又は窓58の除去を容易にし、例えば充填用の表示部24を露出させることを可能にする。いくつかの実施形態において、充填用の表示部又は他のマーキングが容器の側壁にあり、保護シート材料の透明なストリップ又は窓を通じて観測可能である。他の実施形態において、充填用の表示部又は他のマーキングが、保護シート材料の各ストリップ又は窓に印刷される。「保護シート材料のストリップ又は窓」58という語句は、本明細書で使用されるとき、保護シート56全体の寸法よりも寸法が小さい、保護シート材料の一部分を指す。当業者には明らかなように、除去可能な窓58を有する保護シート56の複数の層が容器10に張り付けられて、所望の機能性を有する容器が形成されてもよい。] 図1 図2 図3
[0033] 更なる実施形態において、本開示は、相互接続する大きな保護シート56を持たない、保護シート材料の除去可能なストリップ又は窓58を提供する。この実施形態において、容器の少なくとも一部分は、保護シート材料の別々のストリップ又は窓で被覆され、ストリップ又は窓の別々の区分の間の容器表面は、実質的に保護シート材料を持たない。当業者には明らかなように、保護シート材料の各別々の区分は、ストリップ又は窓の複数の層を有することができ、各ストリップ又は窓の層は、引き離し点(例えば、保護シートを簡単に手動で除去することに対応する引き離し点を形成するために、各ストリップ又は窓の1つの角部の接触表面に接着された基材)を有することができる。保護シートの除去可能なストリップ又は窓は、透明、半透明、又は不透明であってよく、例えば、容器内の液位を示す表示部又は他のマーキングを備えてもよい。]
[0034] 一実施形態において、除去可能なストリップは、容器に加える付加的な液体をユーザーが測定するのを支援する容積測定用のマーキングを備えてもよい。一例において、除去可能なストリップは、その初期の位置から除去され、一方の端部が容器内の液体の水位と位置合わせた状態で、容器の表面に再び取り付けられる。次いで、ユーザーは除去可能なストリップ上のマーキングを使用して、容器に加える付加的な液体を測定することができる。更なる例において、ユーザーは、保護材料のストリップを除去し、ストリップの一方の端部を容器内の液体の水位と位置合わせした状態で、そのストリップを容器内部に保持することができる。配置すると、ユーザーは除去可能なストリップ上のマーキングを使用して、容器に加える付加的な液体を測定することができる。言い方を変えれば、これらの実施形態における除去可能なストリップは、ユーザーが特定の量の付加的な液体を容器に加えるのを支援するために、容量測定用の定規と同じ方式で使用されてもよい。]
[0035] 容器10は、限定するものではないが、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はポリアミド(例えばナイロン)などのプラスチック材料を含めて、当該技術分野において周知の材料で形成されてよい。容器10は、透明、半透明、又は実質的に不透明であってよく、任意の好適な寸法のものであってよいが、スプレーガンの容器は、典型的には、約150mL、500mL、又は1000mLの容量を有している。]
[0036] 本開示の更なる実施形態において、透明又は半透明の容器が、不透明又は実質的に不透明な保護シートと共に使用されてもよい。このようにして使用されると、保護シートは、感光性物質が使用されている場合、透明又は半透明な容器を不透明な容器に変換することができる。]
[0037] 当業者には明らかなように、保護シートは多数の既知の材料で形成されることができる。例示的な材料は、容器内の液位の視覚的観測が可能となるように、透明又は半透明であってよい。上述のように、不透明又は実質的に不透明な材料が同様に使用されてもよい。非限定的な例として、保護シートを形成するために使用される材料には、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリカーボネート、アクリル、ポリウレタン、ポリアセチル、アセテートポリマー、エポキシポリマー、及び/又はそれらの配合物が挙げられる。保護シートの例示的な実施形態は、ポリプロピレン、無可塑ポリ塩化ビニル、アセテート、及び/又はそれらの配合物を含む。]
[0038] 保護シートは、添加剤、充填剤、及び安定剤を所望により含むことができる。これらの付加的な構成成分は、例えば、保護シートの耐久性を向上させ、耐薬品性及び耐水性を付与することができる。当業者には明らかなように、耐水性及び耐薬品性を保護シートに付与すると、シートが、変化する大気条件によって影響を受けないように、又は化学薬剤によって損なわれないようにするのに役立つ。他の例示的な保護シートの添加剤には、着色剤、顔料、紫外線遮断剤、及び帯電防止剤が挙げられる。]
[0039] 保護シートは、シートを容器の壁に又は互いに剥離可能に取り付けるための接合手段を更に備える。例示的な接合手段は、保護シート材料の第1の主表面に配設された、感圧性接着剤又は非感圧性接着剤のいずれかの接着剤の層である。本開示に好適な接着材料には、限定するものではないが、アクリル、熱可塑性ゴム、ブロックコポリマー、天然ゴム、若しくはシリコーンゴムを含むゴム、ポリオレフィン、及び/又はそれらの配合物からなる群から選択された接着材料が挙げられる。]
[0040] 本開示の一実施形態は、感圧性アクリル接着剤を利用している。接着剤は、いくつかの実施形態では、材料の個体又は連続層として塗布されてよいが、接着剤はまた、縞、点、又は他の模様で不連続にコーティングされてもよく、したがって保護シートの除去がより容易となる。]
[0041] また、接着接合手段が用いられるとき、所望による剥離層が保護シート上に含められてもよい。剥離層は、保護シート材料の第2の主表面に張り付けられ、その第2の主表面は、接着剤が塗布される第1の主表面の反対側にある。所望による剥離材料は、いくつかの目的の中でもとりわけ、保護シートの複数の層が互いの上に置かれるときに接着剤の親和性を減じるのに役立つ。接着剤の親和性が減じられることにより、保護シートの積み重ねから1枚の保護シートを容易に分離される。]
[0042] 本開示における剥離層としての使用に好適な材料には、アクリレート、ウレタン、ポリエチレンを含むポリオレフィン、フルオロケミカル、シリコーン、ビニル共重合体、及び/又はそれらの組み合わせが挙げられる。]
[0043] 上述の材料に加えて、保護シートはまた、市販の材料で構成されてもよい。例示的な市販材料には、スリーエム社(3M Company)(ミネソタ州セントポール(St. Paul))からHighland(商標)Transparent Tape 5910というブランド名で入手可能な、アクリル感圧性接着剤層を有するポリプロピレンフィルムシート、スリーエム社(ミネソタ州セントポール)からスコッチ(登録商標)Transparent Film Tape 600というブランド名で入手可能な、アクリル感圧性接着剤層を有する無可塑ポリ塩化ビニルフィルムシート、及び、スリーエム社(ミネソタ州セントポール)からスコッチ(登録商標)LabelGard(商標)Film Tape 821というブランド名で入手可能な、アクリル支持体層を有するアセテートフィルムシートが挙げられる。]
[0044] 上述のように、いくつかの実施形態において、保護シートは、例えば、容器内の液位を示す、又は商標、ブランド名、ロゴなどを伝える表示部を備えてもよい。当業者には明らかなように、文書、記号、又は図形による任意の像が保護シートに張り付けられてよい。]
[0045] 保護シートは既知の方法で容器に張り付けられてよく、また、容器は保護シートの接着を容易にするように処理された接着促進剤又はコロナ(corona)でコーティングされてもよい。]
[0046] 本明細書で説明した保護シートは、塗料のオーバースプレーを封じ込め、塗装される表面の汚損を防止するために、除去されるとそれ自体で丸くなるように構成されてもよい。]
[0047] 本明細書で説明した保護シートはまた、静電荷の集積を防止するために、低帯電性表面で構成されてもよい。]
[0048] 当業者には更に明らかなように、保護シートは、除去を容易にするためにユーザーが保護シートの縁部を位置決めするのを支援する表面特徴を更に備えてもよい。]
[0049] 本発明について、その特定の実施形態に関連して詳細に説明し図示したが、その説明及び図示は限定するものとして解釈されるものではないことが、明確に理解されよう。]
权利要求:

請求項1
内表面と外表面とを有する容器であって、内表面と外表面とを有し、その一端部に開口部を、他端部に底部支持表面を画定する側壁と、前記容器の前記外表面の少なくとも一部分に接着され、前記容器の外表面のその部分を汚損から保護するための少なくとも1枚の保護シートと、を備え、前記保護シートが、最外側の前記保護シートの少なくとも一部分及びその上のいかなる汚損をも除去するための引き離し点を形成する少なくとも1つの剥離機構を有する、容器。
請求項2
前記保護シートが、少なくとも1つの取り外し可能な材料の窓を有し、前記剥離機構が、前記材料の窓の少なくとも一部分及びその上のいかなる汚損をも除去するための引き離し点を形成する、請求項1に記載の容器。
請求項3
前記保護シートが紫外線遮断剤を含む、請求項1に記載の容器。
請求項4
前記側壁と交差する底壁を更に備える、請求項1に記載の容器。
請求項5
前記底壁と前記側壁の対向端部が、協働して前記容器の前記底部支持表面を設ける、請求項4に記載の容器。
請求項6
前記底壁が、前記側壁の前記対向端部に対してくぼんでおり、前記側壁の前記対向端部が、前記容器の前記底部支持表面を設ける、請求項4に記載の容器。
請求項7
前記底壁が、その中に形成された空気開口部を更に有する、請求項4に記載の容器。
請求項8
前記保護シートが、前記容器の前記外表面上の前記底壁の少なくとも一部分に接着される、請求項4に記載の容器。
請求項9
前記保護シートが、前記側壁の前記外表面の少なくとも一部分に接着される、請求項1に記載の容器。
請求項10
前記側壁の前記外表面が、くぼんだ領域を有し、前記少なくとも1枚の保護シートが、前記くぼんだ領域を有する前記側壁の前記外表面の少なくとも一部分に接着される、請求項1に記載の容器。
請求項11
重なり合う構成で配置された複数枚の保護シートを備える、請求項1に記載の容器。
請求項12
各保護シートが、剥離材料の層をその上に有する外向きの表面と、前記外向きの表面の反対側の接触表面とを有し、かつ前記接触表面の上に感圧接着剤を有する、請求項11に記載の容器。
請求項13
前記剥離機構が、感圧性接着剤をその上に有さない、前記保護シートの接触表面の一部分によって設けられる、請求項12に記載の容器。
請求項14
前記剥離機構が、予め穿孔された前記保護シートの一区分によって設けられる、請求項12に記載の容器。
請求項15
前記容器が、塗料を吹き付けるための装置への取り付けに適合している、請求項12に記載の容器。
类似技术:
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